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民主党は、15日付朝刊の全国紙と北海道新聞の計6紙に、武部自民党幹事長の次男に謝罪する広告を掲載し、完全敗北宣言をした。
謝罪広告は、民主党と永田氏(党員資格停止中)の連名で、「武部勤氏の次男に3000万円を送金するよう指示したメールは全くの偽物であり、送金された事実はなく、メールの内容も全くの事実無根でした」としている。広告費用は1800万円とされ、政党助成金は使わず党と永田氏が負担するようだ。
民主党は14日の党常任幹事会で、謝罪広告について「選挙が戦えない」「党と永田議員の連名ではなく、前原代表と永田議員の連名で出してほしい」などと異論が出されたようだ。
また、民主党本部は14日、謝罪広告について「問題を速やかかつ着実に決着させることが必要と考えてのことです」などとする鳩山由紀夫幹事長名の説明文を、全議員と都道府県連あてにメールで送った。それに対して、広告を出す前日になってから知らせるというやりかたにも批判が出ている。
偽メール問題をきっかけに求心力が低下する前原民主党だが、読売新聞社(15日付朝刊)が11、12の両日実施した全国世論調査(面接方式)で、次の民主党代表に最もふさわしいと思う人を聞いたところ、小沢一郎・前副代表が18%と最も多く、次いで菅直人・元代表が17%、鳩山幹事長が13%で、前原代表は10%と4位だった。
民主党の渡部恒三国会対策委員長は15日朝のTBSのテレビ番組で、永田寿康衆院議員の進退について、「本人が腹を切れば、必ず国民に理解してもらえる。彼は『民主党を愛している』と言った。懲罰委員会の結果が出た時、その言葉を態度で表してくれると信じている」と述べた。
民主党は、偽メール問題を早期に解決するために、永田氏が、自発的に議員辞職すべきだとの考えを持っているようだ。
(参考) 民主党の謝罪文
「偽メール」に関する謝罪文
武部勤氏の次男に3000万円を送金するよう指示したメールは全くの偽物であり、送金された事実はなく、メールの内容も全くの事実無根でした。
心よりお詫び申し上げます。
衆議院議員永田寿康及び民主党は、予算委員会や党首討論における質疑、または報道を通じて、あたかも3000万円がライブドアから武部勤氏の次男の金融機関の口座に送金され、ライブドアの資金が武部幹事長周辺に流れたと指摘しましたが、全くの事実無根の発言でありました。
武部勤氏の次男ならびに同氏が経営される会社関係者の皆様に対し、その名誉を著しく毀損したことを心からお詫び申し上げます。また、会社業務にも多大なご迷惑をおかけしましたことを衷心より陳謝いたします。
名誉毀損にかかる国会での発言部分は議事録の削除を申し出させていただきます。今後は国会議員の発言の影響力を十分に自覚し、事実関係を十分調査した上で国会の質疑等を行ってまいります。
2006年3月15日
民 主 党
衆議院議員 永田寿康
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