小沢代表に国民の痛みなど理解できない


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 「すべては田中角栄の猿マネ、小沢一郎『隠し資産』を暴く6億円超」と題する記事が「週間現代」(2006年6月3日号)に掲載された。
 これは、同誌が小沢氏の「政治の師匠・田中角栄氏の手法を『継続した』としか思えない、小沢氏の蓄財の実態を徹底的に調査した」ものである。
 同誌がこの調査を行った理由は、小沢氏の政治資金管理団体「陸山会」の収支報告書(2004年度分)の「資産」の欄に、10戸以上の不動産がビッシリと記されていたからだという。
 政治資金管理団体とは、政治家が自分の政治活動のための資金を受け入れることのできる団体で、政治家はそれぞれ一つだけ持つことが認められている。
 ただ政治資金管理団体は、支援者などからの献金は受けても、不動産などの資産は持たないのが一般的だ。
 それにも関わらず小沢氏は、1994年に4戸、1995年に1戸、1999年に1戸、2001年に2戸、2003年に2戸の高級マンションを購入。
 それも1億円以上のものが3戸も存在するという。
 しかもこれら小沢氏所有のマンション10戸の購入価格の合計は、何と約6億1000万円。気が遠くなるような額である。
 バブル期、マンション購入は、1戸建購入の第一歩として考えられ、数年後には、マンションを売って得た利益を元にして1戸建を購入するのが可能な時代であった。
 ところがバブル崩壊後、購入したマンションのローン返済ができなくなり、しかも物件を売ることさえもできず、多くのサラリーマンにとって1戸建購入は夢のまた夢となった。

 多くの国民が住宅ローン返済で苦しんでいる時に、建設業者などから受けた政治資金で、超高級マンションをいくつも購入する小沢氏は、政治家として、どういう神経を持っているのだろうか。
 「法律に違反しなければ何をしてもいい」、「国民は困っていても俺には関係ないこと」というのだろうか。
 日本の立派な政治指導者は、自分のことよりも国民(民)の生活を心配したものである。

 さらに小沢氏は、これらマンションの一部は、自ら理事を務める国際交流団体や民間会社にも貸しているという。
 小沢氏は政治家というより、まるで不動産業者のようである。

 この他にも小沢氏は、東京都世田谷区深沢に敷地約500坪の豪邸を持ち、毎年、元旦になると、自分を慕う国会議員や後援者を招いて、大広間で新年会を開いている。
 幹事長の鳩山由紀夫氏に至っても、政界の大資産家で、東京都文京区音羽にある「鳩山会館」(音羽御殿)で毎年、大勢の民主党の国会議員らを招いて「桜を観る会」を開催。陽気に酒を飲み、ワンサカ騒ぐ始末である。
 そんな立場にいる人々が国民の前で「小泉政権の5年間は格差社会を生み出した。民主党は本当にまじめに働く人が報われる公正な社会をつくる」と言っても、何の説得力も持たない。

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