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教育基本法案、野党の国会審議拒否について、政治評論家の花岡信昭氏のメルマガ「ああ、民主党!」の全文を掲載します。さすが、著名な政治評論家の分析は明快です。 もう言葉もない思いである。国会審議が全面ストップした。教育基本法改正案は衆院の特別委員会、本会議で民主党をはじめとする野党抜きで可決された。 民主党は沖縄県知事選を前に「野党共闘」を優先させた。共産党や社民党は教育基本法改正にもともと反対だから、どう行動しようがかまわない。 どう考えても民主党は方向感覚を失っているとしか思えない。 そこで、いつの時点で「起きる」か。沖縄県知事選の19日を過ぎれば、いつでもいいわけだが、週明け草々に起き出したら、カッコがつかない。幸いに、というべきか、来週は23日の木曜が休日である。週後半は連休のようなかたちになる。したがって、1週間ストップしても目立たない。 それ以上、空転させると、いよいよ「政局」になる。民主党にどこまで覚悟があるか。これを本当に「政局」にするのだったら、会期末まで寝ていたら、ホンモノになるのだが、そんなことをやれば国民の非難を一身に浴びるのは目に見えている。 安倍首相はまたひとつのポイントを稼いだように見える。「あいまい戦術」などによって保守派の間に不満もあったのだが、採決の断行によって「決断する首相」というイメージを構築できた。 与党単独可決をめぐる各紙の社説は二分した。 与党に批判的なのは、朝日「この採決は禍根を残す」、毎日「教育の『百年の大計』が泣く」、東京「国民の理解が必要だ」。 まあ、いいところ、「睡眠時間」は1週間もたせるのがやっとだろう。「タウンミーティングのやらせ質問」「未履修」「いじめ自殺」の集中審議が「起きる」材料となる。そのあたりの展開が見えているから、なんともいやになる。 |