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(平成20年4月15日 東京新聞) |
移転には賛成だが、土壌汚染の指摘されている江東区豊洲の移転予定地が科学的に絶対、安全であると確認されることが大前提だ。安全性が確認できれば、早急に移転を実現すべきだと考えている。なぜなら、このままでは築地市場はじり貧状態だからだ。 市場の老朽化が進んでいる。手狭で衛生面でも十分ではない。そのためか、築地市場を通さない産地直送品が増え、市場の仲卸業者数はピーク時よりも三割減った。生き残った仲卸業者ですら、その四割が赤字という深刻な事態となっている。 状況を打開するには、市場機能に特化した清潔で近代的な最新鋭の市場を豊洲に新設し、築地地区は飲食店を中心にした「築地ブランド」の観光地域に再開発するしかない。 築地は世界に誇る存在で、国内だけでなく海外からも多くの観光客が訪れている。今回の移転計画は、築地ブランドをさらに高める可能性がある。 市場に隣接した場外地区のすし店など飲食店のほとんどが、築地に残る意向を示している。場外地区の飲食店をそのまま残し、市場跡地の一部とともに「鮮魚マーケット」として、築地地区全体を再開発する構想が地元から提案されている。地元選出の国会議員として実現に全力を尽くしたい。 移転問題は反対やマイナスイメージの話しばかりが多いが、この移転話を大きなチャンスととらえて、発展させるのが政治家の役目と思っている。 |