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都議会自民党 内田 茂 議員会長 ぶら下がり会見(要旨)
(平成29年 都議会第二回定例会終了後)

2017.6.7 都議会自民党 内田 茂 議員会長 ぶら下がり会見(要旨)
(平成29年 都議会第二回定例会終了後)
《平成29年6月7日(水)17:00〜 於:都議会》

(記者)今日で区議時代も含めて40年以上の議員生活の最後の一幕となるが、感想があれば教えて欲しい。

(内田)19期最後の定例会が終わり、恒例のお別れ会を、いつも僕は参加しているんですが、自分が(送られる側として)参加することを経験し、いろんな意味で、思い出が走馬灯のようによぎったなと思っています。

(記者)特に思い出の中で、印象に残っている出来事はありますか。

(内田)いくつもありますけど。やっぱり二元代表制の中で、議会が執行機関ばかりではなく、こちら側でもいろんな政策提言をして、都政永遠なりということで、責任政党自民党の議員団の一員として、仲間と一緒に進路を開いていったと自負しております。それはどういうことかというと、最初、私の千代田選挙区というのは、5万人の選挙区で、他の区と合区するという議論が結構あったわけです。それは実は知事サイドから出たのですが、そういう中で議会がみんなで議論して、結局特例区として、島しょと同じ扱いで、全会一致で決めて頂いた。そういう選挙を一期の時にやらせて頂いた。それが自分の千代田選挙区の意味合い、千代田区の存在、そういう形で地元貢献できたかなと思っている。
それから2期目3期目では、都政の行政改革があります。鈴木知事が行ってきた行政改革は、もちろん行政のプロとして評価されていたわけですが、やはり外から見て議会側から見て、少し違いがあるのではないかと思い、百年の計を立てながら、将来的な指数や定数を入れながら、一生懸命高邁な議論をして、真の東京の行財政改革を含めた自治改革をしていこうと、一生懸命やらせて頂いた。これは、記録として委員会を立ち上げて、確かな自民党の意見を盛り込み、百年の計をもって都政を考えていこうとしました。単純に定数を少なくするとかではなくて、時々の社会経済情勢によって、都政の大枠を決めながら、その定数をきちんと決めながらやってきました。例えば、当時警察や消防の委員会では、定数について、鈴木知事は内務官僚でしたので、数が押さえられていました。しかし、これで東京の安心安全が保てられるのだろうか、オウムの事件も含めて、そこから定数の壁を破ったり、いろんな機能を充実させていきました。それぞれの時代に合った組織を作り上げ、そういう時代に合った定数があるべきで、最初から頭からバッサリ切るような行革は違うなと思います。
それから、地方税財政のことがあります。国と地方の中で、地方の財政というのは大変厳しいものがありました。事業では、国が4で地方が6でありますが、予算では国が6で地方は4の予算しかありません。そういう事を、考えなくてはいけないということで、国に訴えていった。そのためには、きちんとした機能を持つことが大事だと。そこで、東京都に47都道府県で初めて税制調査会(税調)をつくらせて、石原知事に提言しました。当時、専門家の神野直彦先生が会長で、私が副会長という立場でやらせていただいた。そんな思い出があります。
そして、最後は、都区制度改革。これが、私のやり残した仕事の一つです。やはり23区、私も区議会議員を経験しましたが、その時に、やはり特別区は、日本の中で制度的にはちょっと違っているのではないかなと思いました。特別区で、特別いい制度なら別ですけど、公平に考えてもそうではない。やはり普通公共団体に、そして市に移行することが、23区の大きな課題で、その再編を含め、税調でどう考えるのか、そういうことを含めながら、土俵をつくっていったわけです。区長会との話し合いの中で、そういう問題を一応合意して、都政の中でも、自分の権限がなくなるから、このままでいいという声もあったんですが、やはりそうではないだろうと。制度の問題はきちんとやるべきで、そういう土俵をつくった。しかし、23区の区長さんや区議会の皆さん、中々そのことを理解してくれなくて。本当に区民のためになることなんですが、今もってなかなか進まないというのが現状です。これがやり残した仕事だなと思っています。

(記者)都議会議員としては引退されると思うが、今後、都政や自民党にどのように関わっていきますか。

(内田)私も都政の中で、歴代の知事や執行機関の皆さん、そして自民党同僚の皆さん、そういう人たちといろんな話をしてきました。地方自治をどうしようかとか、都政をどうしようかと。ただ、やはり東京というのはまさに大都市行政なんですね。そういう中で、地方自治法ができてもう70数年経つわけですが、これだけ変化のある自治体ができるとは思っていなかったと思います。大都市ができたり、中核都市ができたり、周辺都市ができたり、農村ができたり。それぞれの地域で行政が行われているわけですけど、これをやりやすいような、進んだ意味で、地方に立法権を与えるような地方自治があってもいいんじゃないかなと思いました。

(記者)今後もアドバイザーというようなかたちで関わっていきますか。

(内田)議員を引退するというのは、二つあります。一つは加齢。もう一つは、身体的に議員活動に耐えられないこと。例えば選挙一つとっても、今は、ただお願いしますだけではだめで、歩いてお願いするような選挙になっています。こういう選挙を自分がやり抜く自信というのはやっぱり無い。だけど、せっかく世話になった自民党、政治ですから、仲間と一緒に、いろんな話をしながら、いくらかでもお役に立てればと思っています。

(記者)その思いを、今後は中村彩候補なり後進の議員の方々に託すということですか。

(内田)それはそうですね。毎回毎回そういうことはあると思う。新しく出てきた人、若い人、若い組織を育てていきたい。自分が若い時もそうだったので、その時の気概をすごく感じている。そういう仲間をつくって、共に育ててもらったほうがいいと思います。それから女性、そういう人たちにも頑張ってもらうような政治になったらいいなと思っています。

(記者)小池知事に対しては今どういう気持ちですか。

(内田)僕らは、選挙は選挙だと思っています。これは戦いですから、勝ち負けがあって。「勝敗は兵家の常」と言いますが、終わって、平時になれば、二元代表制という中で、お互いそこの長として、一緒に頑張っていくわけです。今までだって、そうやってきたわけです。

(記者)今日の都議会の中でも神野次郎議員が、都民ファーストと小池知事のことをあげて、独裁は許されないということを言っていましたが、二元代表制については、どういう思いを持っていますか。

(内田)本来、地方自治は二元代表制になっています。お互いが切磋琢磨して、東京都政をより良く伸ばしていくというのが当たり前じゃないですか。それには、お互い十分に話し合わなければできないし、お互い相談しなくちゃできない。誰が偉いとか、そういうものではないんですよ。そこに関わっている者、その責任を与えられた者、みんなで、そういう方向でディスカッションをしたり、話し合いをしたりして、より良いものを求めていくことだと思っています。

(記者)自民党と都民ファーストの戦いがどうしても注目されるが。自民党の後輩たちに何か言いたいことはありますか。

(内田)それは、頑張ってもらうしかない。選挙というのは、その時によって、風が吹く場合もあるし、いろいろあるわけです。だから常在戦場みたいなことを思って、普段からやっていく。ただ、自民党の良さは、はっきりしていて、やはり組織選挙をやらせていただく。いわゆる知人・友人、そういう方との広がりを広める。選挙が終わってから、そういう人たちに政治的な報告ができる。そういう対象を、自民党はきちんと持っていると思います。そこのところが、風で受かった人たちが、自分は誰に投票してもらったのか分からない、だから何もしない、こういうような政治との違いが出てくるんじゃないかと思います。何年か経てば分かる話であって、だから選んだ人たちが、どっちが自分たちにとって良いことなのかという所に思いを馳せてもらいたいなと思っています。

(記者)ありがとうございました。

(内田)マスコミの皆様ありがとうございました。区議会の時に、オフレコといった発言を全部暴露され書かれちゃったことがありました。その時、取材を受けたら、それは何を書かれてもしょうがないんだなと教わりました。それから、自分が興味を持った話題というよりは、都政全般とか地方自治全般とか、そういうことに対していろんなお話を、自分なりの得たものを提唱してきました。今後とも宜しくお願いします。以上です。

(了)

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